見栄を張るより頬張れ
プライドって言葉を辞書で引くと、ほこり、自尊心、自慢、うぬぼれ、などが書いてあります。
自分というものに誇りを持ち品位を保つこと、人からどう見られどう言われようが、人として大切にしなければいけない部分ではあります。
日頃、あまり意識することはないかもしれませんが、それだけに間違った方向に進んで行ってしまうと、意外と気づかづそのままになっていることも、多いかもしれません。
見栄を張るより頬張れ、という言葉があります。見栄を張るより口に物を入れたほうがよい。 世間体を気にするより、実質をとれ。 虚栄より利得をとれ。という意味です。
つまり、ここで言いたいのは、そのプライドほんまに入りまっかっていうことです。
私は絶対譲ってはいけない大事なプライドと、しょうもない捨てた方がいいプライドがあると思っています。プライドというより、見栄や意地を張ってるだけと違いますか?その変なプライドさえ捨てれば自分も周りももっと楽になるのに。
プライドの高い人
ここで、分かりやすいようにまとめてみましょう。
プライドの高い人 1 強がり
2 他人より優れてると思ってる
3 がんこ
4 承認欲求が強い
メリットとしては 1 仕事で成果がでる
2 成長につながる
3 責任感がある
デメリットとしては1 人の意見を聞かないので信頼関係が築きにくい
2 自分の弱さを見せられない
3 理想と現実のギャップに苦しむ
4 他人を見下し自分を大きく見せるので嫌われる。
つまり、仕事とか社会では必要性が高いかも知れませんが、家庭、もしくは子育てに関して言えば、むしろ邪魔だったりするかもしれませんね。
捨てるには
ではいらないプライドを捨てるにはどすればいいのでしょう。
向上心につながるプライドを捨てる方法
1 挑戦する
2 自分をさらけ出す
3 できないという
4 感謝する
5 謙虚になる
6 言い訳をしない
7 視野を広げる
実際どうするか 1 恥をかく
2 意地を張らない
3 ありのまま受け止める
4 失敗したことを認め受け入れる
5 名言や本に触れ視野を広げる
段階的に書いていますが、これらを一つづつ意識して改善していけば変なプライドを捨てられるでしょう。そうすれば、気軽に生きられるようになります。
ただ、普通はいらないプライドが邪魔をしているので、子供のことで言えば、例えば通っている学校、サッカーチーム、ピアノ、ダンス、プログラミング教室、塾、隣の人と比べて張り合っても、それより上って世の中必ずあります。終わりがありません。だから、変なプライドが捨てられないといつまでもしんどいんです。
向上心で張り合うならまだしも、そんな近い人と争って、仮に勝てたとしてもそんなに喜ぶことなんですか?狭い世界で競い合っても仕方がないってことを、子供に教え込まないといけません。それなのにそんな ”小さな見栄” に縛られて生きていたら、子供はどうなるのでしょうか?
もっともっと、広い世界、レベルの高い世界を、目指して欲しいと思いませんか。親のしょうもないプライドが、もしかしたら子供の可能性の邪魔をしてしまうかもしれません。そんなことになったら大変です。
最後に
そんなことより大事なのは自分の足元、我が子を見つめてあげることではないですか?人がどうじゃないんです。隣の人は、一生目の前にいるわけじゃないですよ。そんな人を気にするよりもまず、自分の子を気にしてあげればいいのではないでしょうか。人と比べるのではなく、昨日の我が子と比べてあげる方がいいのではないですか。
そして、そうする為に変なプライドなんかに邪魔されちゃだめなんです。大事なプライドと、いらないプライドを、ここで一度整理してみましょう。その上で、子供の為に必要なことは何なのかを、もう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?
そうすれば、自ずと答えがででてくるはずです。この先、何を大事にしていかなければならないかを。どこに、気をつけなければいけないのかを。どういう選択をすればいいのかを。
子供のことを最優先に考えれば、周りの事なんかどうでもよくなりますよ。ましてや自分のしょうもないプライドなんて、、、常に我が子の3年後、5年後のことを考えて今のベストの選択を、色眼鏡抜きに考えましょう。
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ぷろふぃーる 個人塾をやり始めてもう十数年。自らの子育ての経験と、毎日の塾での子供たちや親御さんとのやり取りの中で、考えていることや感じていることを綴っています。あくまで個人の意見ではあります。しかし、頑張っておられるお父さんやお母さんに少しでもお役に立てればと思っております。
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