親の背中を見て子は育つ
親の背中って、子供の頃は思っているより追っかけていたのかもしれないですね。知らない間にというか、特に意識もせずに、、、
小さい頃。子供はみんなパパとママがが大好きです。成長するにつれていろんな感情が生まれて、そしていろいろなものが変わっていきます。思春期になるとさらにそれは複雑になって行きます。
親の背中を見て子は育つ、という言葉があります。親と一緒に暮らしている子供は、親のよい面もわるい面も自然に身につけてしまうから、親は、ふだんから自分の言動に気をつけるべきだ、という意味です。
ただこういうことを言うと、ちゃんとせなあかんとか、悪いとこ見せたらあかんとか、思いますよね。まあかっこつけることも大事なんですけど、、、
けれども、結局は自分のありのままを見せることが大事なのではないでしょうか。かっこいいことも、かっこ悪いことも、自分自身では好きなところも、自分自身では嫌いなところも、ぜ～～～んぶ。それを、こちらが想像するより子供はよく見ています。
自然体
あとは子供が勝手に考えていくのではないでしょうか。というか、子供が真似したいと思えばするでしょうし、嫌ならやらないでしょう。親があれこれ言っても無理ですし、何も特別にアピールしたりすることはないですし、それがうまくいくとは限らないです。どう思うか、どうするかは、子供の自由です。
私の場合、親を尊敬できる面と尊敬できない面がいくつもあったように思えます。ですから尊敬できる面は学び、尊敬できない面は反面教師として自分はやらないと決めてきました。たぶん、みなさんも知らず知らずのうちに、そういう風にされてきたのではないでしょうか。
全て尊敬できるっていう方が、嘘のような気もします。どんな人でも完璧ではないし、自分自身も完璧なんて目指さなくてはいいと思います。
ここでもそうです。特に子供の前では、結局嘘をついたり偽ろうとするとボロが出るし、長い目で見たらうまくいかないでしょうか。変な恰好つけても長続きしないし、子供にはすぐばれてしまいます。
本音でぶつかること、本当の心からの思いを伝えること、全てではないにしても、自信のあるところだけでもいいですし、むしろ弱みは弱みとして、子供に伝えていけばいいのではないでしょうか。そういうありのままの姿を見せることによって、お互いが自分を素直にさらけ出し、本音で対峙できるのではないのでしょうか？
損します
後、これは実際本当によく聞く話なのですが、父親が母親のことを悪く言ったり、母親が父親の悪口を言ったりするのは、損だからやめといた方がいいと思いますよ。お互いのことをよく言っといた方が、何かと得なんじゃないですか。
子供はある意味素直なので、そのままとってしまうことも多いです。だから、違った解釈をしてしまうかもしれません。まあ色々な場合もありますので、一概にはいえません。しかし、共同作業で子育てしてるのだから、ネガティブなイメージを子供に植え付けちゃダメです。
「いつもパパが頑張ってくれてる」 という言葉をかけてあげましょう。家庭では何もしないパパでも、外では実際頑張ってるんだから嘘をつくわけでもないですしね。 「ママはいつも君のことを一番に考えているんだよ」 と言ってあげませんかあげませんか？だって、ママはいつも自分のことより子供のことが最優先ですもん。
子供から見た一番身近な大人、パパとママは小さい頃は 「パパってすごいな」 「ママってかっこいいな」 とみんなが思っています。大きくなっても基本は同じですよね。言葉や態度は変わっていっても心の中では感謝しています。
どんな生き方がかっこいいとか悪いとか、そういう話ではないのです。子供に堂々と胸を張って日々を送っていけばいいのです。子供に恥ずかしくない様に、努力を重ねていけばいいだけです。無理してやらなくても大丈夫！子供への気持ちをしっかり持っていさえれば、きっと分かってくれる時がやってきます。
実際自分たちもそうではないですか？親の想いとか愛情って、本当に理解できたのは結構後の方ではなかったでしょうか？ですから、今子供に伝わってないなぁと感じていても、落ち込む必要なんて全くないと思いますよ。
最後に
そんなに大層に考えることなどないのです。自分も子供の頃は、親の背中を見て育つんだ、なんて思っていた訳ではないですよね。誰もそんなことなんて、考えていないと思います。当然、今の子供たちだって同じです。
しかし、いい意味か悪い意味かは別として、確実に何らかの親の影響は受けているのは間違えないでしょう。ある意味親の背中を見て育ったわけです。だから、あなたのお子さんも間違いなく、あなたの背中を見て育つわけです。
それはもう仕方がないことというか、当たり前の様に繰り返されることなのです。ここは覚悟を決めてカッコイイ背中を、見せつけてやろうじゃないですか！
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ぷろふぃーる 個人塾をやり始めてもう十数年。自らの子育ての経験と、毎日の塾での子供たちや親御さんとのやり取りの中で、考えていることや感じていることを綴っています。あくまで個人の意見ではあります。しかし、頑張っておられるお父さんやお母さんに少しでもお役に立てればと思っております。
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